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【動画レビュー】ローランドのポテサラ問題|筋肉つけるのリサのため/THE ROLAND SHOW【公式】


ローランドのポテサラ問題|筋肉つけるのリサのため

 

概要

ローランド氏が、ディレクターや視聴者からの質問に答えるもの。

当記事では、以下3点に焦点を当てる。

①ポテサラ問題(2:20〜)

以下ツイートが話題となったが、これについてのローランド氏の見解を問うもの。

 

②ルール問題(6:52〜)

黒染めを強要する教師に関連して、ルールとは何かを問うもの。

 

③筋肉について(10:33〜)

ローランド氏のトレーニングについて、最終的にどういう肉体になりたいかを問うもの。

 

気づき

①ポテサラ問題

私は、この問題をネットで見かけたとき、なんてひどい男性なんだ、

ポテサラくらい買ったっていいじゃないか、と思っていた。

ポテトサラダは、労力の割に、献立のメインにはならず、

他にもおかずを作らなければならないため、買いたい気持ちはわかる。

そして、お子さんがいるんだったら、なおさら面倒に感じるだろうなあ、と考えたのだ。

しかし、ローランド氏の言葉を聞いて、ポテサラを買うことの是非について議論することが、そもそも間違っていたのだと気付かされた。

ポテサラくらい作ったらどうか、という考えも、

惣菜で買ってもいいんじゃないか、という考えも、どちらも正しいし、

どちらも間違っていない。というより、どっちでもいいのだと言う。

白が好きな人もいれば、黒が好きな人もいる。

各々意見を持つことは自由だが、相手に意見を押し付けるのがよくない。

私は、知らず知らずのうちに、ポテサラを作る・作らないという小さい問題について

考えてしまっていた。

しかし、確かに話題になった男性の意見だって、意見を持つのは自由である。

このことを忘れずに、意見を持つことと、押し付けることの切り分けをしなくてはならないと、痛感した。

 

②ルール問題

 私は、出身中学・高校がかなり厳しく、意味不明な校則が多かったため、

無意味なルールについては、かなり批判的な意見を持っている。

母校にある、意味不明な校則の例としては、以下の通りである。

・肩に髪の毛が接触したら、(結ぶのがかなり不自然な状態であっても)結ばなくてはならない。

・ポニーテール禁止

・爪は(深爪が危険な状態であっても)、白い部分が残らないように切らなければならない。

これは、ほんの一例である。

著しく風紀を乱すことであったり、人を傷つけるようなルールであれば納得できるのだが、

これらはそれに当てはまらないだろう。

それに関しては、ローランド氏も同意見のようだ。

そして、そこから発展して、ルールについて肯定的な発言をしているのが心に残った。

俳句が何文字でも使って良かったら、そこにロマンはない。

5・7・5という制約の中で、工夫するから面白い。

ルールというのは、創造の源でもある。 

確かに、制約や抑圧があることで、逆にクリエイティブになれることはあると思った。

例えば、校則が厳しいけど、その中でいかに可愛く見せる工夫をするか、ということや

限られた時間やお金で、いかに自分のやりたいことをやるか、

ということが挙げられると思う。

思えば、学生の頃、お金はなかったけれども、

その中で工夫して、毎日を楽しんでいたように思う。

むしろ、お金が多少ある今のほうが、良くも悪くも制約がないため、

創造的な過ごし方ができているのかは疑問である。

制約や制限は、必ずしも悪でないことを学んだ。

 

③筋肉について

トレーニーあるあるの、「何目指してるの?」という問いに切り込むもの。

これについてのローランド氏の答えもまた、トレーニーあるあるなのだが、

最終形態というものはなく、常に昨日の自分よりも、今日の自分を良くしたいという

一心で取り組んでいるという。

私もトレーニーなので、同様の質問をされることが多いのだが、全くの同意見である。

(もうその体型で充分なのに)何目指してるの?というニュアンスでよく聞かれるが、

そもそも、これで充分という概念自体がない。

この人みたいな体型になりたい、というものもない。

なぜなら、人によって骨格や脂肪が付きやすい部位、体質などが異なるため、

努力しても他人のようにはなれないからだ。

これは、トレーニング以外の分野でもそうだろう。

誰かみたいになりたいというよりは、常に、昨日より成長した自分でいたいだけなのである。

終わりがないから面白い。

明確なゴールを決めたら、ゴールしてしまった後が怖い。

 

アクションプラン

①意見が異なる人がいても、好きな色の違いのようなものだと考える。

自分の意見を押し付けない。意見が異なっても、否定しない。

「みんな違って、みんないい」

制約から生まれる創造性もある。

ルールというもの自体が悪と決めつけない。

創造的になりたいときは、何らかの制約を課してみる。

明日はもっといい女になる、という終わりのない目標に向かって、

日々、自分を更新し続ける。