彩りサプリ

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まだ消費してるの?

消費する娯楽・趣味に飽きてきた

最近、お金を使って行う消費的な娯楽・趣味に飽きてきて、

以前ほど楽しめなくなりました。

ここで、消費的な娯楽を定義しておきます。

消費とは、「誰かが考えたコンテンツを、お金を払って享受すること」とします。

例としては、

・映画、ドラマ、音楽、動画鑑賞

・読書、漫画、ゲーム

・買い物、ファッション

・食べ歩き、旅行

…などが上げられます。

受け身の娯楽、非生産的な娯楽とも言えるでしょう。

これらの娯楽が良い・悪いということではありません。

読書などは能動的な行為で、自己研鑽にもなるので、

完全に非生産的と言い切れない部分はありますが、

他人が作ったものを楽しんでいるという意味では、消費に分類できると言えます。

気づいたきっかけ

そもそも、私は大の消費好きでした。

正社員で激務だったときは、時間はなくても、お金は(多少)ある状態で、

今考えるとかなり財布の紐がゆるく、ガンガン使っていました。

・ブランドバッグ、洋服、アクセサリー

・高級化粧品

・イベント(コンサート、展示会など)、イベントグッズ

・食べ歩き

・テーマパーク入園料、グッズ

等々。

 

特に消費していたのは食べ歩きです。

上京して浮かれていた私は、都内のおしゃれで高品質な飲食店に魅せられてしまったのです。

「地方はご飯が美味しい」なんて言葉があったりしますけど、

これは完全にジャンルによるんですよね…

例えばお魚(お刺身、お寿司など)や野菜などは、鮮度が命で素材が重要なので、

地方の方が、安くて美味しかったりするんですけど

料理の能力が問われるジャンル、

例えばフランス料理やイタリア料理、中華、和食

スイーツ、アフタヌーンティー

等々は、そもそもそのジャンル自体のお店が少ないので競争力も少なく

結構残念なレベルのお店が多いと私は感じます…

また、意外なところで、焼肉店のレベルも都会のほうが高いように感じます。

お肉は仕入先で大体のお味が決まってくると聞いたことがあるんですが、

向こうも商売なので、より高値で卸せる、都会のお店を優先しているのでは?

と思うくらい、地方の焼肉店で、都内有名店に匹敵するレベルのお店を知りません。

 

…やや脱線してしまいました。

このような経緯があり、私は毎週のように、高級飲食店を食べ歩くこととなります。

月に平均、5万円は確実に使っていたと思います。

当時は、インスタが流行り初めた頃だったこともあり、

みんなこぞって、お料理の写真を撮って、まめに写真を上げていました。

(現在も同様かもしれません)

高級店って、予約が取りづらいお店だと、

コネ(行った事がある人が、次回の予約を取って帰って、その枠に入れてもらうなど)

も必要だったりするので、人気店に行ける≒一種のステータス

のような雰囲気があります。マウンティングのような空気感。

グルメ界隈では、ほぼ毎日のように人気店に行った投稿が上がるので、

それを見ては、私も今度ここに行きたい!となるわけです。

その暮らしが1,2年ほど続いた頃、ふと思ったんです。

「みんなドヤ顔で、自分が食べた物の写真を上げているけど、

それってそんなにすごいこと?すごいのは、作った人じゃないの?」

 

そう思うようになってからは、なんとなく他の消費娯楽も楽しめなくなりました。

例えば、服や化粧品など、買ったときに一瞬だけ高揚感はあるけど、

またすぐに新しいものが欲しくなったりしませんか?

人は物を手に入れても、すぐに飽きてしまい、

また新しいものを手に入れないと満足できなくなります。

それらを買い集めること自体が趣味の方もいると思うので、それは否定しないんですが

私の目的は「美しくなること」。

服や化粧品が美しくても、私自身が美しくなったり、価値が上がることはないわけです。

他には、最近だとNintendo Switch『あつまれどうぶつの森』。

もともとゲーム好きで、話題になっていたこと、手持ちのソフトに飽きていたことから購入。

内容を端的に説明すると、無人島で木や石を集めたり、魚・虫を採集しながら

島や家の中を発展・充実させていくゲームです。

初めのうちは楽しんでやっていたんですけど、また、ふと思ってしまうんです。

「ゲームの中の部屋を綺麗にしたり、配置にこだわるくらいなら、

自分の部屋を綺麗にするほうが有意義なのでは?」

ここでも、私は「あつ森」を否定しているわけではありません。

可愛らしいキャラクターや、ゲームシステムなど、

任天堂が生み出しているコンテンツには素晴らしいという言葉しか出ないです。

「優れたコンテンツを生み出すためには、優れたコンテンツを体験するべきだ」

という言葉も聞いたことがあります。

私が言いたいのは、コンテンツの体験だけに大幅に偏ると、いつか飽きてしまうということです。

このような考えに至ったのも、飽き飽きするほど消費した結果なので、

その経験は無駄ではなかったと感じます。

 

じゃあ、何をしたらいいの?

消費する娯楽に代わって、

これからは生産的、創造的な活動に取り組もうと考えています。

生産、創造とは

「自分の頭を使って、自分の価値を高める、もしくは価値のあるものを生み出す行動」

とします。

例としては、

・料理

・楽器演奏、楽曲制作

・動画制作

・ブログ

・写真撮影

・スポーツ

等があります。

取り組んでいること①筋トレ

筋トレは、生産的な趣味として、私が最もおすすめできます。

スポーツ経験の有無や年齢を問わず、強度を調整すれば誰でも可能。

運動後に分泌されるホルモンの影響で、自己肯定感が高まり、

見た目も良くなり、健康にもなれる。メリットしかないです。

別記事で詳述します。

 

取り組んでいること②ブログ

ブログは、自分の考えを整理できるアウトプットの場として最適。

また、最もいいところは、先に挙げた消費的な趣味でも、

ブログに情報共有・発信として発表すれば、生産的な活動として昇華できること。

副業やお金を稼ぐために始めるのもいいと思いますが、

収益は気にせず、自分のために行う方が継続できる気がします。

 

どうですか?創造的な活動に興味がわきましたか?

創造する下地として、消費活動も決して悪くないと思いますが、

自分の価値を高めるために、創造的な活動にも取り組むことをおすすめします。