人生は筋トレ
私は、減量がきっかけ(1年で-約10kg)で筋トレにハマりました。
学生時代に一切運動経験がなく、むしろ運動は大嫌い。
そんな私でも、コツコツと続けた結果、
今となっては生活に無くてはならないものとなりました。
筋トレから人生を学ぶ
今回は、筋トレから学んだ、大切な考え方を紹介します。
①他人と人を比べない
筋トレは、他人と競うものではありません。
大会に出場して、優勝を目指す方もいらっしゃいますが、
基本的には自分との戦い、対話です。
また、大会で上位を狙う場合においても、
日々のトレーニングでは、自分の限界を更新することで、
肉体を成長させていきます。
そこには、他人と自分との比較はありません。
過去の自分と現在の自分を比較しています。
これって、人生のあらゆる面で大切だと思うんですよね…
人間は社会的動物なので、他人と自分を比較してしまいがちなのは、
本能らしいです。
しかし一方で、これが不幸の始まりとも言えると思います。
他人と自分を比較しても、キリがないからです。
下を見れば慢心するし、上を見れば上には上がいて、
いくら努力しても幸福を感じられません。
そもそも、自分と他人は全く異なる人間です。
筋トレで例えると、いくら頑張っても、
例えば身長や手足の長さは変わらないし、
筋肉の発達速度には個人差があります。
他人と比べてどうかよりも、過去の自分と比べて、
成長しているかどうかという部分に着目しましょう。
仮にライバルがいたとしても、
結局それは、過去の自分より成長していくことでしか、
勝つことはできません。
②適度な負荷と、継続の大切さ
筋肉が成長するには、適度な負荷が必要です。
この「適度な」というところがポイントです。
負荷が弱すぎると、筋肉は成長しないし、
負荷が強すぎると、怪我につながります。
また、負荷はたまに与えるだけでは、それもまた成長しません。
適度な負荷を、継続して与える必要があります。
これは、人生にも共通して言えるのではないでしょうか。
負荷がない・弱い人生は、楽かもしれませんが、
自分の成長にはつながらないため、そのうち退屈になります。
また、強すぎると、それはそれで病気の原因に。
人生にも、適度な負荷を継続して与えることで、
成長することができ、幸福に繋がると思います。
③努力は夢中に勝てない
筋トレは「努力しよう」「頑張ろう」と思いすぎると、
続かないことが多いです。
・トレーニングを自分の日課の一つに落とし込み、習慣化すること。
・自分の成長を楽しみ、変化を喜ぶこと。
こういったことが継続の鍵となります。
「頑張ろう」ではなく、自然にできる状態まで持っていくわけです。
幼少期から、「努力」「頑張ること」は大切だと、
周りから言われてきたと思います。
大切だということは、間違いないと思いますが、
自分がやっていることを「努力している」「頑張っている」
と捉えているうちは、負荷がかかりすぎていると思うんですよね。
頑張りすぎて、燃え尽き症候群になってしまう人や、
精神の病を患ってしまう人もいらっしゃいます。
その一方で、他人から見たら「努力」に見えることでも、
本人は楽しんで取り組んでいたら、どうでしょうか?
苦痛を感じながらも、「頑張っている」人は、かなわないのではないでしょうか。
どうしてもやらないといけないことは、人生にはたくさんあるとは思いますが
「頑張ろう」と思わずとも取り組める、そんな事柄があれば、
人生はもっと豊かになるでしょう。
日々、成長
幼少期は、毎日が理由もなく楽しかったですよね。
体がどんどん成長する。
昨日できなかったことが、今日はできるようになる。
今まで見たこともない、体験したこともないことに挑戦する。
こういったことが、大人になってからは少なくなります。
筋トレでなくても、日々自分を更新する意識を持ち、
充実した人生を歩みたいものです。